シアトル時代に私が外国人女性と一対一のデートをしたのは後にも先にも前にお話ししたドイツからの留学生ギゼラとの一日デートとフランス語クラスのアメリカ人学友スーザンとの昼食のデートの二回しかありません。 私が取った中級フランス語は2学期にまたがっていました。最初の学期で「A」を貰ったのが3人いて私とスーザンがその中に入っていました。スーザンは金髪のロングヘアーで可愛い顔をしていましたがちょっと気位が高く出来の悪いクラスメートを見下しているところがありました。あまり好きなタイプではなかったのですが私が「A」を取ったことを知ると彼女から話しかけてきたのです。「来学期も頑張って一緒にAをとろうね」と。そして「A」を取ったお祝いに一緒に食事に行こうと彼女から誘ってきたのです。断る理由はありません。彼女の行きつけのレストランに行きました。ところがとんでもない結末が待っていたのです。レストランに入って間もなくすると私は急激な腹痛に襲われ始めました。スーザンとろくに会話も出来ずにトイレに通い詰めとなり、しかも支払いの時になって財布を忘れて来たことに気がついたのです。結局スーザンに支払ってもらい彼女を家まで送り届け早々に引き上げる羽目となったのです。それ以来彼女から話しかけてくることはありませんでした。全く惨めなデートの思い出です。
車を持っていた日本人女子留学生は少なかったこともあり車を持っていた私はよく「アッシー」の役を仰せつかったものです。ですから幾人かの日本人女子留学生とは一対一でドライブすることは往々にしてありました。それがデートと呼べるならそのようはデートは何度もしたことになります。ある時Sさんと湖半に車を止めて美しい天空の星を眺めながら四方山話しをしていました。夜風が涼しいので窓は閉めていました。
ふと気がつくと周りの木々がサーチライトに照らされて明るくなりました。その明かりがだんだん近づいてきたのです。何事が起こっているのだろうと息を凝らしていると車のドアを叩く音がします。はっと顔を上げるとお巡りさんが覗き込んでいるではありませんか。
0 件のコメント:
コメントを投稿