新学期が始まる一週間ほど前までには留学生達はホストファミリーの元を離れ大学キャンパス近辺の下宿に移り住むことになります。留学生支援オフィスではいろいろな下宿部屋を紹介してくれるので見に行き気に入ったものを選べばよいのです。初めて学生の下宿街を見に行った時最初に驚いたのは各家々の色彩の華やかさでした。白、緑、ピンク、赤、青等々でまるでヘンデルとグレーテルが出くわすお菓子の家みたいです。たいていの家は2階建てか3階建てです。大きい建物は男子学生のフラタニティハウスか女子学生のソロリティハウスです。2階建ての家も大概道路から2・3メートル土盛りされた上に建てられており道から玄関まで数段の階段を登って行くようなものがほとんどでした。
私が選んだ下宿は2階建てで屋根がグレーで側面が緑のしゃれた家で70歳過ぎのMrs.ジェイコブスンと言うお婆さんが管理していました。ミセス・ジェイコブスンは白髪でしわだらけの顔に銀縁のメガネを掛けていましたが背筋がピンとしており腰がダチョウのように大きく矍鑠としていました。部屋代は一ヶ月45ドルでまあ相場の値段でした。金持ちの留学生は100ドル200ドルを出してプール付きのコンドミニアムに入ったり、もっと高い大学のドミトリー(寮)などに入っていました。ミセス・ジェイコブスンの下宿は一階がMrs.ジェイコブスンの住まいで2階に貸し部屋が3室あり階段を登ったところにバスルームがあり2階の住人が共同で使用するようになっていました。
1 件のコメント:
生まれ育った環境により、物の考え方は違って来るのでしょうが、頭の良さは肌の色と無関係なのですかね。黒人故に下宿の入居を断られるのは、家主からすれば当然のことですが、差別される黒人にとっては辛いことです。処で、貴兄の下宿に何故黒人が受け入れられたのでしょうか?家主が被差別白人であったのでしょうか?それとも経済的な理由でしょうか?
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