2010年7月10日土曜日

36.インターナショナルショー

年に一度インターナショナルショーなるものが大学の講堂で開かれます。これは留学生達が国別に趣向を凝らした芸を披露する一種のお祭りのようなショーです。留学生はもとより、ホストファミリーそして地域住民たちが見に集まります。日本からは年によって違いましたが、日本舞踊、琴の演奏、柔道の乱取り、唱歌合唱、そして盆踊り等々から2・3選んで披露していました。前者三つは留学生の中から経験者が選ばれて担当しましたが合唱や盆踊りは日本人留学生ほぼ全員参加で行われました。ぶっつけ本番と言うわけには行きませんのでインターナショナルショーの日が近づくと週に1・2度は集まって練習です。皆で唄った歌の中でも瀧廉太郎氏の名曲“花”「春のうららの すみだ川 上り下りの船人が・・」は今でもよく覚えています。シアトルの日本人会から貸してもらったゆかたを着、菅笠を被ります。皆で集まってわいわいするのは楽しいものですが、あまり時間を取られると学業に影響が出てきます。私はこれを逆手にとって良い成績が取れそうもない科目の中途棄権の口実にしました。

欲張って科目数を多めに選択してしまった場合とか、背伸びして自分の実力以上の科目を選択してしまった場合など学期が始まって1・2週間もすればこのまま続けると「C」とか「D」になりそうだと解ります。こんな時には最初の2週間以内に担当教授に申し出れば正当な理由さえあれば無傷のままドロップアウトすることが可能だったのです。インターナショナルショーの準備で忙しく勉強する時間が取れないと言うとほとんどの教授は認めてくれたのです。私は1・2度この手を使って悪い成績を取るのを防いでいました。

インターナショナルショー様々ですが私がワシントン大学にいた間に見たショーの中で一番鮮明に覚えているのはイスラエルから来ていた超美人留学生のベリーダンスです。3年後ヨーロッパから日本に帰る途中エジプトで見た本場のベリーダンスよりすごかったと思います。

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