2010年7月13日火曜日

40.アメリカ女性の秘毛(?)

リチャードソン家のハウスボーイの仕事のひとつに毎週土曜日の家中の清掃作業がありました。 バス・トイレルームが5ヶ所の洗浄、地下室から4階アトリエまでの絨毯床のヴァキュウム(電気掃除機での塵取り)、南面総ガラス張りの一階から四階までの窓ガラス拭き等々です。

ある時金曜日にリチャードソン夫人の姪でワシントン大学の学生だったフライデーが遊びに来て泊まっていきました。 翌土曜日は清掃日で彼女の泊まったゲストルームの浴室を掃除しているとシャーワールームの床に金色の毛が落ちています。よく見るとそのちじれ具合から紛れもなくあそこの毛です。フライデーのものに違いありません。そのまま洗い流そうとした時ふと思い出しました。高校時代の友人の依頼です。是非アメリカ女性のあそこの毛を持ち帰ってほしいというものでした。

あそこの毛なんてよほど親密にならなければわけてもらえるはずもありません。そんなことは内気な自分に出来るはずもないのです。しかしここにあるのは紛れもなくその友人ご所望のものであることに間違いありません。よし、これを友人に送ってやろうという考えが頭をよぎりました。後先を考えずに努力なしに手に入れた一物を件の友人に郵送したのです。でもよく考えるとその入手方法にあらぬ想像を働かされる恐れは十分あったのです。

しかし友人からは何の反応もありませんでした。 奥さんに見つかって逆に絞られたのではないでしょうか。 私はこれ以外にも蚤を手紙に入れて日本に送ったことがありますがその話はフランス生活編の部でお話することにしましょう。

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